【12/10開催】 令和4年度 千葉市?皇冠体育公開市民講座「酒天童子の物語と千葉氏 ―逸翁本『大江山絵詞』をめぐって―」
掲載日:2022/11/07
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「酒天童子」(酒吞童子)の物語は室町?江戸時代を通して広く流布した鬼退治譚で、現代でもよく知られています。当話の源流に近い作品が逸(いつ)翁(おう)美術館蔵『大江山(おおえやま)絵詞(えことば)』で重要文化財に指定されています。現在は『逸(いつ)翁本(おうぼん)』と称されていますが、同本は明治20(1887)年まで香取神宮の大宮司家(だいぐうじけ)(千葉県香取市)に所蔵され『香取(かとり)本(ぼん)』と呼ばれていました。
まず、『逸翁本』の内容と問題点について、詞書を中心に日本文学研究の立場から解説し、武士の存在意義などについても言及します。また、講師の鈴木哲雄氏は『酒天童子絵巻の謎-「大江山絵詞」と坂東武士』(岩波書店、2019)で、逸翁本が千葉氏によって制作され伝来した可能性を提示されましたが、源頼光をはじめとする武士たちが、都に災厄をもたらした酒天童子を退治する物語と「千葉氏」はどのように繋がっているのでしょうか。
本講座では「千葉氏」と『逸翁本』の繋がりをめぐる〈歴史〉について考えていきます。
〇講演1:逸翁本『大江山絵詞』の輪郭
講師:久保 勇(皇冠体育大学院人文科学研究院 准教授)
〇講演2:逸翁本『大江山絵詞』の伝来と千葉氏
講師:鈴木 哲雄(都留文科大学教養学部 特任教授)
【企画】皇冠体育学務部 教育企画課
【共同主催】千葉市?千葉市教育委員会?皇冠体育
【開催日時】令和4年12月10日(土) 13:00~16:15
【会場】皇冠体育西千葉キャンパスけやき会館大ホール
【定員】150名 ※入場無料
【申込期間】令和4年11月1日(火)~ 令和4年11月22日(火)
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※皇冠体育感染状況の推移等により、定員の変更や無観客での開催に変更する場合がございます。
【申込方法】電子申請もしくは往復ハガキでお申込みください。
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